
試合場内は、9.1m×9.1m(5間)、もしくは8m×8mから10m×10m四方の畳の上。
試合は、試合場内で行われ、場外でかけた技は無効となる。場外に出たとは、立ち姿勢で片足でも、捨身では半身以上、寝技では両者の体全部が出た時をいう。ただし、技が継続していている場合はこれにあたらない。
講道館規定67種類、国際規定66種類の「投技」と29種類の「固技」を使って、相手を制する事を競う。当て身技は使えない。
審判員は主審1名、副審2名の3名が原則であるが、主審1、副審1、もしくは審判員1でも可能である。また、審判に抗議する事はできない。
試合は立ち姿勢から始まる。一本勝負であり、「一本」の場合残り時間にかかわらずその時点で試合は終了する。2度の「技あり」、「技あり」と相手の反則「警告」を合わせた「総合勝ち」の場合も「一本」と同等に扱う。
試合時間内に両者とも「一本」に至らない場合には、それまでの技の優劣の差で「優勢勝ち」を決する。規定時間終了時に両者の技に優劣の差がない場合には、ゴールデンスコア方式として、試合を延長し一方が有効な技を決めるか相手に反則が宣告された時点で試合終了となる。
それでもなお時間切れになった場合は主審および副審の「判定」により「優勢勝ち」が告げられる。大会の規定によっては引き分けとする場合もある。
3分から20分の間で予め定められる。国際規定では、シニア5分、ジュニア4分と決められている。「待て」から「始め」、「そのまま」から「よし」までの時間はこれに含まれない。また、試合終了の合図と共にかけられた技は有効とし、「抑え込み」の宣告があれば、それが終了するまで時間を延長する。規定時間終了時に両者の技に優劣の差がない場合には、試合を同じ時間延長する(ゴールデンスコア方式)。
有効な技は、「一本」、「技あり」、「有効」、「効果」の4つの判定で評価される。「一本」に準ずる技の判定が「技あり」、「技あり」に準ずる技の判定が「有効」、「有効」に準ずる技の判定が「効果」である。
ただし講道館規定では「効果」の判定はない。「技あり」2つで「一本」となるが、「有効」「効果」は何回とっても上位の「技あり」「有効」に及ばない。
固技の勝ち方には次の3つがある。
1つ目は、抑込技で、国際審判規定では相手の背、両肩または片方の肩を畳につくように制し、相手の脚によって自分の身体、脚が挟まれていない場合で、25秒経過すると「一本」になる(講道館規定では30秒)。同様に一定時間の抑込で以下のように技が判定される。
2つ目は、固め技で、相手が「参った」と発声するか、その合図(相手の体もしくは畳を審判に分かるように2~3回叩く)をすれば「一本」勝ちになる。
3つ目は、絞技と関節技で、技の効果が十分に現れた時である。3つ目の条件には、脱臼、骨折、「落ちる」等がこれにあたる。
大会参加選手の程度によって、関節技や絞め技が完全に極まっていれば、安全の為、選手が「参った」をしなくても「一本」になる事がある。これを「見込み一本」という。これを採用するかどうかはその大会の前に決められる。
中学生以下は安全のため関節技・三角絞め禁止(講・少年規定による)。
小学生以下は安全のため絞め技・関節技禁止(同上)。